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ブログ「石原明の経営のヒント」

“量”や“単位”を見直して新たな需要を創造

昨年の夏あたりから、日本酒の販売におもしろい現象が起きています。女性や若者にウケる、ちょっとおしゃれな『カップ酒が続々登場し「焼酎の次はカップ酒ブームか」なんて言われています。

『カップ酒』といえば、おやじの飲み物と相場が決まっていましたが、それを若い女の子が好んで買っていくというのも不思議な光景ですよね。

cupsake.jpg

しかし、よく考えてみれば、日本酒は販売の単位、つまり量が多かったために、買いにくいものの代表選手でもありました。1升瓶もしくは4合瓶で売られているものがほとんどですから、買って帰るにも重たいし、一度開けてしまうと、味も風味も落ちてしまいますから、「ちょっと飲みたいな」と思っても、どうしても買うのに躊躇してしまいますよね。

昔のように、酒屋さんが配達してくれるとか、大人数で暮らしているとかであれば、何の不便もなかったのでしょうが、ライフスタイルの変化には逆らえません。

ワンカップであれば、その日に飲みきれますし、またそのカップがかわいくデザインされているとなれば、カップ欲しさに日本酒を買うなんて、逆転現象まで生まれてきます。

販売の量や単位を見直すことで、新たな層にその需要が拡大するおもしろい事例です(*^^)v

(写真のカップ酒は、大阪の秋鹿酒造が出している「千秋」という商品で、バンビの写真が印刷されていて見た目のかわいさから女性に大人気だそうです(^・^))

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