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ブログ「石原明の経営のヒント」

角川がYouTubeに公式ページ?!

最近ビックリ(@_@;)したニュースのひとつがこれ、「あの角川がYouTubeに公式ページ開設」のニュースです。YouTubeについては、かなり前からこのブログでも取り上げてきたので、今さら知らないとは言わせませんが(笑)、その後、YouTubeは約2000億円という金額でGoogleに売却されたわけですから、これは「角川グループとGoogleとの提携が実現した」というニュースでもあるわけです。

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本来、角川のような大手メディアは、著作権保護の立場から、YouTubeの対極にある存在なはず。そんな両者が提携とは…私も一瞬、首をかしげてしまいました。で、ちょっと調べてみたところ、この提携に至るきっかけは、「涼宮ハルヒの憂鬱」をはじめとする角川アニメが、何の広告宣伝もしていないにもかかわらず、アメリカで爆発的に売れ始めたことにあったようです。

角川側も不思議に思い、リサーチしてみたところ、「どうもYouTubeのおかげらしい…」ということが分かったというのです。「涼宮ハルヒがYouTubeのサーバをダウンさせた事件」も、以前このブログに書きましたね。で、YouTubeに対して、当初は「規制する」方向で動いていた同社も、この事実を前に、180度方向性を変え「これは使える!」と判断したというわけです。

しかも、投稿されている映像の中には、プロ顔負けのグレードのものもあるようですから、そこに目をつけた両社は、映画や映像制作などを手がける『優秀なクリエーターを発掘する事業』も共同で展開するみたいですよ(*^^)v

もちろん、著作権保護に関しての取り組みも続けていて、両社は昨年夏から、動画識別技術による著作権保護の実験を進め、それに一定の成果があったという判断から、実現した提携ではあるようです。違法投稿による著作権侵害の損失よりも、YouTubeを広告宣伝や広告収入の一手段として活用するほうがメリットが大きいと判断したわけですね。ちなみに、広告収入は作者と分配するそうです。

この事例は「経営の発想」という点で、大いに学ぶべき点が多いと思います。「オープンソース」などという言葉が頻繁に聞かれる世の中になりましたが、経営者がいつまでも「規制する」とか「権利を守る」みたいな発想しかできない業界には、明るい未来はないように思えます。

たとえば、音楽業界でも、楽曲の一部(または全部)を「無料ダウンロード」してもらうことにより、結局それがCDの売上増加につながった…という例も多くあるようです。『昨日の敵は今日の味方』になるかもしれない世の中です。経営者はぜひ柔軟な発想力を磨き続けてください(@^^)/~~~


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