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ブログ「石原明の経営のヒント」

女装する女

今回ご紹介するのは、ひょんなご縁から今月お会いすることになっている湯山玲子さんの著書『女装する女』です。彼女とは、名古屋の読書会でご一緒することになっているんですが、その読書会というのが、とてもユニークな会なんです。

主宰しているのは山本多津也さんというリフォーム会社の経営者で、毎回課題図書を決め、mixiだけで参加者を募集し、課題本を読んだ参加者たちとディスカッションをするという会なんです。参加するには、ちょっとしたドレスコードもあって、たとえば『罪と罰』の会には、赤のワンポイントを利かせたおしゃれをしてくる...なんて感じです。

この読書会自体が最近マスコミからも注目され始めていて、日経アソシエにも取り上げられたりしたんですが、mixiでしか募集していないのに、会員数は1,500人を超えているそうですよ(@_@;) その読書会の今月の課題図書が、この本ってわけです。

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著者の湯山さんにも声をかけたら、おもしろがって参加してくれるそうなのですが、彼女のプロフィールをひとことで言うなら「クリエイティブディレクター」(日本語には適切な表現がないのでそりあえず)。出版、広告、イベントなどの企画という"カルチャー"な分野でお仕事をされている方です。

感性の世界で生きてらっしゃる方だけに、今どきの女性を取り巻く現象がぎゅっと詰まっていて、まるでコンクジュースのような一冊になっています。たとえば、林真理子さんがこの本のあるひとコマを小説にしたら、それはそれで大ヒットを飛ばすんじゃないでしょうか。よくぞこんなに濃い内容を、ここまでコンパクトにまとめたなって感じで、拍手を贈りたいくらいです!(^^)!

ですから、この本には「ビジネスの種」がぎゅっと詰まっているのと同じです。ここから、今後の日本の流行や文化が生まれていくんじゃないかとさえ思えますが、感覚的には時代より1歩も2歩も先を行っている感じなので、読んだ人の何割がその凄さに気づくかはちょっと心配でもありますが...(――;)

なかには「何のことだかさっぱりわからん!」と不機嫌になっちゃう人もいるかもしれませんが、経営者にとっては自分の感性を試す「リトマス試験紙」のようなものだと思って、勇気を出して読んでもらったらいいと思います。

最近「草食系男子」なんて言葉も一般的になってきて、男性の女性化、女性の男性化が取り沙汰されていますが、この本を読むと、「やはり人間はユニセックスな存在なんじゃないか」とあらためて思ってしまいました。つまり、一人の人間のなかには、もともと男性的な要素と女性的な要素があって、そのスイッチを上手に切り替えながら生きてこそ、才能を発揮できるんじゃないかって気もします。

そう考えると、「オネエ芸人」たちの活躍ぶりも納得がいきますよね(笑)。それはともかく、あなたはこの本からどんな刺激を受けたか、よかったら、感想を教えてください(@^^)/~~~

・・・ちなみに、彼女の公式ブログ『湯山温泉』もかなり刺激的です。

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