ブログ「石原明の経営のヒント」

【評伝】出光佐三 ― 士魂商才の軌跡 ―

今回は、先ごろ奇跡的に復刊され、プレジデント社より献本していただいた高倉秀二氏の『【評伝】出光佐三 ― 士魂商才の軌跡 ―』をぜひご紹介したいと思います。というのも、主人公も著者もすでに亡くなっているにもかかわらず、こうして復刊までされて出続けているビジネス本は、極めて珍しいからです。

私はかねてから出光興産の創始者である出光佐三氏の大ファンで、前作をたぶん500冊くらい買い占めて顧問先などに配っていたのですが、私が勉強会などでこの本の話に触れる度に、アマゾンのユーズドの値段がガッと上がって困ったほどです(笑)。

そんな経緯もあって、著者の高倉氏のご家族からもメールをいただき、「この本を復刊できることを幸せに思います。つきましては、この本をお配りするにあたり、先生のサイトの文章を転用させていただいてよろしいでしょうか?」なんて言われて、驚くと同時にとても光栄に思っているしだいです(*^_^*)


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じつは、私が一番最初に立ち上げた会社の社名「日本経営教育研究所」は、この本の多大なる影響を受けて閃いた名前なんです。経営にはたくさんの理論や手法があり、それぞれが正しいという世界なのですが、私は本書に出逢ったことで、「日本の良さを最大限に活かした経営をしよう」という、自分の経営理念の柱をつくることができました(*^^)v

また、この本のサブタイトルにもなっている「士魂商才」は、出光佐三氏を語る上で欠かせない言葉ですが、「志は高くとも、しっかりそろばん勘定もする」という氏の教えは、先の柱と共に私の経営理論の中核をなし、その後一切ブレることはありません。

本書を読んで、人それぞれ琴線に触れる箇所は違うでしょうが、出光興産のような大企業の経営者にはなれなくとも、出光氏の足跡から学べることはたくさんあるはずです。単に読み物として「おもしろかった」で終わるのではなく、その行間から経営者としてのあり方を感じとり、示唆に富んだ経営の実践的アドバイスを受けとってほしいと心から思います(@^^)/~~~

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