ブログ「石原明の経営のヒント」

地味な仕事が儲かる

世の中が情報化社会でにぎわっている中、実は“一見地味だけどこんなに儲かっている会社がある”という紹介です。この写真は、ミスターミニットのお店の写真なんですが、みなさんこのお店、見たことありますよね。

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だけど、この会社が世界的な企業だって知ってる方がどれだけいるか?実は私も知らなかったんですが、なんと1957年にベルギーで創業され現在世界に4,000店舗以上のお店を持っているそうです。ヨーロッパではスイスを中心に北欧、東欧、ロシアまでネットワークを伸ばし、アジアではタイとシンガポールを中心に、日本国内同様、市内主要デパートやショッピングセンターでの店舗展開を行いながら、周辺地域へのさらなる拡大を図っているそうです。

なんでもオーナーは巨大なクルーザーを持っていて、ハリウッドのスターなんかとクルージングを楽しんだりしているそうです。目立たないけど、いや目立たないからこそライバルも出てこないし、儲かるんですね。ちなみにHPを見てみたんですが、なんともシンプルに作ってありました。

変化が起きるとチャンスが生まれる

「空弁(そらべん)」って知ってますか?飛行機会社が機内サービスを縮小させたことで売れ始めたお弁当をこう呼ぶんだそうですが、中でもこの『焼さば寿司』が飛ぶように売れてるそうなんです。「空弁」の特徴は小腹を満たすってことで、かなり小ぶりなお弁当であること、それから、狭い機内で食べるので匂いが回りにあんまり広がらないこと、そして食べやすいことらしいです。

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どうもそのコンセプトにぴったりだったのがこの「焼さば寿司」で、発売のきっかけは、航空会社の社員に差し入れされたことだったそうです。それで「これ、美味しいしいいんじゃないの?」って推薦されて売り始めたそうです。会社は「まあ、一店舗で一日10個くらい売れたらなぁ~」なんて思ってたそうですが、美味しいと話題になり、機内食ですからチェックインしないと買えないって事も重なって、さらに希少性が生まれ「私にも買ってきて~」と、お土産にOLさんたちがリクエストするようになり話題が加速、なんと一日で1000食以上も売れちゃう日もあるそうです。

へぇ~、そんなに売れてるんだって思って食べると、なんだか美味しさも普通と違う感じで、とっても良かったです。この「焼さば寿司」は、これがきっかけで目下大注目!今では日本中の百貨店の地下とかでも売れてるらしいです。

飛行機会社が機内サービスを縮小で、「焼さば寿司」が飛ぶように売れた!・・・これ、“変化が起きるとそこにはこんなチャンスが生まれる”ってことですが、この会社の場合はちょっと偶然ですが、変化には必ず新しい需要が発生するという視点でものごとを捉える癖は大切かもしれないと、この「焼さば寿司」が教えてくれているような気がしました。

「う~ん・・・そうか!?」と、考えながら、行きつけのおすし屋さんに行ったんですが、ココにもちゃんと変化を捉えた社長がいました。それまで無かった“焼さばの握り”がしっかりメニューに載っていました(*^^)v

アンテナを立てると急に見えてくる

今年もあちこちに“どくだみ”が咲いています。私の事務所は東京はお茶の水、皇居まで歩いていけるほど都会の真ん中にあるんですが、ちょっとした家の軒先や建物と建物の間の隙間に、かわいらしい花を咲かせたどくだみを見つけることが出来ます。

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私が何でこの“どくだみ”に詳しいかというと、以前、松山に行ったときにお世話になった方の家の回りに一面咲いていて「これ何の花ですか?」って聞いたことがきっかけです。「これはどくだみっていうんですよ」から始まって、毒消しになる話や、昔は家族総出で刈り取って乾燥させ“どくだみ茶”を作ったという話などを興味深く聞いたからです。

その後、東京にもどってビックリしたのは、なんと東京にもいっぱい咲いていたことだったんですが、この時思ったことは“アンテナを立てるとこれまで見えなかったモノが急に見えてくる”ということです。だってそれまでもいっぱいあったはずなのに、まったく気が付かなかったわけですもんね(ーー;)

例えば、中学生の女の子は今何に関心があるか?とか、会社勤めされている40代の男性は通勤途中にどんな本を読んでいるか?などというように、知りたいことや調べたいことにアンテナを立てるとそういう情報が急に入ってくるようになるということです。

アンテナを立てればいろんなものがキャッチできるんなら、あなたは何にアンテナを立てますか?春になるとかわいい“どくだみ”の花が私にそうやって教えてくれています。

経営コンサルタント石原明 公式サイト 石原明.com
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