HOME > 高収益トップ3%倶楽部 > 勉強会情報 > 会場の模様を毎月レポート!勉強会ダイジェスト > 第90回目 高収益トップ3%倶楽部 東京勉強会

勉強会情報

会場の模様を毎月レポート!勉強会ダイジェスト

第90回目 高収益トップ3%倶楽部 東京勉強会

日時:2009年06月15日

今月のハイライト

文章が書けるようになる・思考が身につく、読書の仕方
文章力を上達させるには、読書量を増やすのが一番!?

「みなさん、年間何冊ぐらい本を読みますか?」今月のハイライトは、こんな質問から始まりました。さすがに勉強熱心な方が集まっている会だけあって、年間100冊レベルの方もかなりいらっしゃいましたが、最高はなんと「年間500冊!」これにはちょっとびっくりしました。

私がこんなことを聞いたのも、最近よく「文章が書けなくて困ってるんです。どうやって勉強したらいいんでしょうか?」といった質問を受けるようになったからなんです。情報化社会が進化したせいで、昨今のビジネスマンたちは、「文章」を書かないとならない機会が、ものすごく増えたのだと思います。

私はこんなとき、「文章を書けるようになるには、上手な人の文章をまねすることが一番!」と言っています。みなさんよく「文章をうまく書きたい」と言いますが、自分のイメージする「上手な文章」とはどういうものか、意外と明確につかんでいない方がほとんどなんです。なので、まず最初に、これは上手いなぁーとか、納得できる、関心する、自分が書きたい文章の形を探して、なるべくたくさん読んでみることをお勧めしています。目標をきちっと定めるということもとっても大事なことなので、まずは「こんな文章が書きたいと思う本」に出会うことを目指してください。

頭を良くする一番効率的は方法とは

ところで、頭を良くするのに、一番手っ取り早い方法をご存知でしょうか? 結論から言うと、「頭がいい人の書いた本をたくさん読むこと」なんです。

最近「脳トレ」がブームのようになっていますが、脳はもともと素晴らしい機能を持っているので、脳自体を鍛える必要なんかありません。必要なのは、「脳の使い方」=「思考のしかた」を覚えること。つまりトレーニングが必要なのは、「脳の使い方」に関してなんです。

「思考のしかた」を覚える上で最良の方法は、「頭のいい人と毎日会話すること」なんですが、それって意外と難しいですよね。自分の周りにはそんな人いないとか(笑)、いたとしても相手もかなり忙しいはずですから、毎日会ってくれるとは思えません。

そこで読書なんです!自分が「この人頭いいなぁ」と思う人の本を、できれば出版年月日順に、集中して一心不乱に全部読むんです。そうすると、ちょうど脳細胞に電気を通していくような感じで、その人の「思考のしかた」を自分の脳みそに写し取ることができるのです。

ただし、一人に偏るのもちょっと危険なので、複数人の本を読破することをお勧めします。そうすると、あなた自分自身に「柔軟な思考の受け皿」を作ることができます。

結局、仕事ができるかできないかは、使っている脳の領域(広さと深さ)なんです。脳とはおもしろいもので、「本気」で頭を使うと、使える分野が広がります。そして、一度使った部分は、その後一生使えるようになるので、だんだんと使える領域を広げていけるんです。つまり、「真剣度で脳が育つ」とも言えますね。

よく、「あの人がやると何でもうまくいく」って感じの人がいますが、そういう人は、「深さを知った人」、つまり使っている脳の領域が広い人なんです。そういう意味でも、ある時期集中して頭のいい人の本にどっぷり浸かることは、その後の人生を変えるかもしれません。

本棚を外付けハードディスクのように使う

そうした上で大事なのが、読み終わった本の扱い方。読んだ本はきれいに本棚に並べて、背表紙をたまに眺めるようにするといいんです。それが無理なら、手帳にタイトルをメモしておくのもいいですよ。背表紙やリストを眺め「ああ、この本にはこんなことが書いてあったな」と思い出すだけで、自分の脳に記憶が定着します。

本は読むこと自体に価値があるのではなく、「本の内容を自分の人生に活かすこと」が本当の価値となるわけですから、読んだ後の本の扱い方がものすごく大事なのです。大事に扱えば、本棚がまるで自分の外付けハードディスクになったかのように、必要なときに必要なヒントを与えてくれるはずです。

また、必要な本は定期的に読み返したり、こんな文章が書きたいと思った本に関しては、その文章の「構成」や「ロジック」の組み立て方などを冷静に分析していくと、だんだん自分でも思うような文章が書けるようになります。

読書は、その本の内容を理解するのはもちろん、自分自身に思考性を植えつけるには最適のツールです。読書の楽しみを知らない人は、人生で体験できる喜びのうち「三分の一」を知らない不幸な人だと思うので、みなさんにはぜひいい本にたくさん出会って、自分の脳に知的刺激をあげて欲しいと思います。

今月のゲスト

株式会社塚腰運送 取締役総括副本部長 塚腰 智之 氏
株式会社塚腰運送 取締役総括副本部長 塚腰 智之 氏

今月は、塚腰運送の塚腰取締役をゲストにお迎えしました。塚腰運送は、なんと来年で創業100年を迎える京都の「老舗」の会社ですが、精密機械などの高付加価値製品に関する、近代的なトータル物流サービスを提供しています。また同時に、同社が取り組んでいる「5S」活動が成果を上げていることでも有名な会社で、今回はその中心的人物である塚腰氏に、その極意を伺います。どのように組織内に「5S」を浸透させていったか、「5S」に積極的に取り組んだ結果、幹部クラスに昇進する社員をどんどん生み出している秘訣など、ご苦労と成果をおりまぜながら具体的にお話しいただきました。

「実は効果絶大!事務所の5Sはこうして実現した」
~整理・整頓・清掃・清潔・躾が幹部候補を生み出す!~
「5S」は単なる清掃活動にあらず!

「「5S」とは、「整理・整頓・清掃・清潔・躾」の頭文字をとったものです。一般的に工場の改善や、社内の清掃活動をイメージされる方も多いと思いますが、塚腰氏は「5Sはただの清掃活動ではなく、本来"人をつくる"活動」とおっしゃっていました。つまり、5Sの最終目的は"躾(しつけ)"、つまり人材育成とも言えるんですね。

そう考えると「5S」は会社の発展に大きく貢献する活動で、実は、その活動を通じて、無駄なコストの見直しや人事の見直し、また社内の教育まで出来てしまうものです。しかし、そのような達成のイメージを持って取り組む企業はそう多くありません。「5S」の本当の効果を理解されないままに"単なる大変な清掃活動"というイメージが先行してあるため、その導入に二の足を踏む企業も多いのですが、「会社からやらされるのではなく、みんなでやっていく活動」だと位置づけられたとき、本当に会社が見違えるようになるのです。「ここだけの話ですが、私はISOより効果があると思っています!」と塚腰氏。自ら「5S」を達成した方ならではの、自信に満ちた言葉ですね(*^^)v

いったい「5S」の何がいいのか

人間が生きていくうえで大事なこととして、よく「真善美」という言葉が使われますが、人間にとって「真・偽」や「善・悪」は意外とわかりにくいものです。そこへいくと「美」は非常にわかりやすく、その「美」を基準とした社内活動である「5S」は、共通の価値基準を持って継続していく活動として最適なわけです。

また、「5S」に取り組むことの一番のメリットは、「全員ミーティング」というコミュケーションの場が社内に生まれること。なぜなら「5S」は一人ではできないからです。いわば、人と人の絆を作るには最高の活動で、とりわけ経営者と従業員の考え方のズレを修正するうえで、最も効果的を発揮するということなのですね。

とは言うものの、実際に塚腰氏が入社したときは「あまりの汚さにびっくりしました」と言うほど社内の清掃状況はひどいものだったようですが、そんな中、当初塚腰氏はたった一人で「5S」に取り組み始めたのです。社長の息子ということもあり、社員は全員「見て見ぬふり」。そんな状況が2ヶ月ほど続いたある日、一人の社員が何気なく清掃用具を買ってきてくれたことがあったそうです。彼は当時倉庫番をしていた50歳代の社員でしたが、塚腰氏は清掃活動を通じてその社員とよく話をするようになり、彼の存在をきっかけに、まるで突破口が開けたかのように、社内に「5S」が広まっていったのです。

「5S」で伸びる社員がわかる!!

その後、「5S」活動の一番目の協力者であった彼を課長に抜擢。そこから飛躍的に変化を遂げた彼は、今では幹部として頑張ってくれているそうです。また、当初パートとして採用した人の中で黙々と作業をしていくようなタイプの方がいて(頭はすごく良い方だったそうです)、その彼を社員に登用し通関や営業の仕事をしてもらったところ、やはり彼もトップクラスの活躍をするようになったみたいです。

こんなふうに、「5Sで伸びる社員がわかるんです」と塚腰氏。人は見かけではわかりませんし、何より「企業」は人ですから、その「人」を見極める意味でも「5S」は最適なんです。

確かに、「5S」の活動を通して、自らリーダーシップを発揮する社員が生まれますから、それをきっかけに「経営視点を持つ」社員へと育っていくのも納得ですよね。もちろん、社長自らが率先垂範することも大事なポイントです。

5Sの真の効果、社員が変わる!会社が変わる!

よくよく考えれば、『会社が汚い』ということは、時間、お金、人間関係などにおいて『管理職が乱れている』ことでもあります。そしてそれは、『社員が乱れてる』ことにも繋がるのです。ですから、まず根本原因である『会社が汚い』を改善すれば、管理職も社員も、つまり会社がまるごと生まれ変わるのも当然なんです!(^^)!

環境が整うと仕事が楽しくなり、さらに社員が率先して「5S」に取り組むようになります。そうして積極的な姿勢を身につけた社員には、おのずと、本来の仕事も任せて安心になっていきますよね。こんなふうに、社長も社員も「5S」によって鍛えられ、会社が変わっていくわけです。

ちなみに、同社の経営理念は、「わが社はお客様への感動あるサービスの提供を通して、人間性の向上と全社員の物心両面の幸福を追求し、人間・社会の進歩発展に貢献する」というものだそうですが、近年、着実にこの理念に近づきつつあるそうです。

それも「5Sのおかげ」と考える塚腰運送には、やる気のある若手社員も入ってきて、会社の雰囲気も変わってきたようです。今では、「梱包材にこんなものを使ったらどうか」とか、「傷つけないで運ぶにはこんな工夫をしたらどうか」など、現場の社員さんもどんどんアイディアを出し始めているとか。

「5Sには何のコストもかかりませんから、今の時流にピッタリです!ぜひ試してみたらいかがでしょうか?」と塚腰氏。なるほど、組織や人材をじっくり育成する意味でも今、このときに取り組んでみるのも良いのではないでしょうか(*^_^*)

参加者の感想

  • 本に関する勉強の方法がよく理解できた。また、いかに頭を使って仕組みを考えることが大切なのかが理解できた。 会場で年間250冊読む人がいましたが、本当に読めるのでしょうか?詳しく教えて欲しいと思いました。
  • 「思考の受け皿を広くする方法」については、とても参考になりました。 ゲスト講演の「5S⇒躾」ということが印象深かったです。 今日は当社の社長についてきただけだったのですが、石原先生の話を初めて聞き、本を読んでみたくなりました。
  • 「5Sは人をつくる」という言葉がとても衝撃的でした。自社の5Sが単なる美化活動になってしまっているので、自分の意識を変える大きなチャンスになりました。
  • 明日からの読書が楽しみになりました。ゲスト講演を聞いて、「5S=人間性の向上=リーダー育成」ということも感じました。 石原先生の話も、ゲストの方の話も、明日から実行してみたいものばかりでした。
  • 「5Sでモチベーションアップ」という話に非常に興味を持ち参加しましたが、その「5S」の目的が何であるかがよーく理解できました。
  • 「5S」が奏功している会社は「やらされ感」がない、「ISO」より「5S」の効果が大きい、コミュニケーションの機会が増え人と人との絆を強めるなど、参考になる話ばかりでした。
  • 雰囲気づくりの話などが参考になりました。社員参加型のコミュニケーションが大切だと思いました。
  • 石原先生とは実際には初めてお会いしましたが、話し方などがとても惹きつけられました。 3%倶楽部の会員になって、送っていただいたファイルを読んで、早速ニュースレターを作りました。反応が楽しみです。<

「5S」活動の本当の意味にみなさん関心を持っていただけたようです(*^^)v 来月も、みなさんのご参加をお待ちしています!

今後の勉強会予定

今後の開催予定・お申込みページをご覧ください。
一般の方のご参加もお待ちしております。早く定員に達することもありますので、できる限りお早めにお申込みされることをおすすめします。

資料請求はこちら
ページトップへ