日時:2012年01月12日
第121回目 高収益トップ3%倶楽部 東京勉強会
今月のハイライト
次世代を担う経営者・ビジネスパーソンとして知っておかなければならない知識と素養、そして身に付けなければならない教養とは何か?
今年最初の東京勉強会は、新年の幕開けにふさわしく、これからの自分を作るための目標が意識できるように考慮してテーマを選びました。経営者(ビジネスパーソン)として知っておかなければならない経営の範囲を抑えることは、とても重要です。この範囲を一年間のカリキュラムでお教えしているのが『経営次進塾』です。事業継承者の方もそうですが、社長に就任していざ経営をする立場になると一気にいろいろなことが押し寄せてきますが、何が押し寄せてくるのかを予め知っているのと知らないのとでは、対応の仕方や心の持ち方において大きな違いが出てきます。予め範囲を知ることは、それほど重要なのです。
また、日本国内のマーケット縮小による海外移転企業の増加と、止まることを知らない円高を背景にした日本企業による海外企業のM&Aなど、グローバル化の様相がますます強くなっていく中で、これからの経営者・ビジネスパーソンには、国際社会でも活躍できるような素養や教養が必要になっていきます。その素養や教養を養っていただくために、当社が新たに提供するのが『創心究和塾』です。今回はその両塾の紹介も交えつつ、「次世代を担う経営者・ビジネスパーソンとして知っておかなければならない知識と素養、そして身に付けなければならない教養とは何か?」について解説しました。
ドラッカーも驚いた!? 日本人独特の働き方
じつは、今回『創心究和塾』において「景氣學」をご担当いただく徳山暉純先生は超大物なんですが(*^_^*)、日産グローバル株式会社の役員を務め、これまで門外不出だった日産コンツェルン創始者・鮎川義介氏の教えを踏襲する方なんです。ちなみに鮎川氏が、明治維新の時に160個も会社を作ったってご存じですか? 日産、日立など「日」が付く会社は、ほとんどこの鮎川氏が作った会社です。また渋沢栄一氏も、一代で350社余りの会社を作ったそうですが、その鮎川義介氏や渋沢栄一氏が学んでいたのが「景氣経営學」。つまり、日本経済の基盤を作り上げるために大きく貢献した学問なのです。時の総理大臣井上馨氏は、「国にお金がないので、国の防波堤になるような産業をつくってくれ」と、この2人に依頼したそうですが、海外から資本が入ると、その後の利益はすべて持っていかれてしまいますから、国を強くするためにはどうしても強い産業が必要だったのですね。その期待に応えるべく、両者は立ち上げた会社を軒並み成功させていくのですが、ここに疑問を持ったのが、かのピーター・ドラッカー氏です。
彼にはジャーナリスト魂がありますから、科学や技術の発展は積み重ねのはずなのに、こんなに短期間のうちに軒並み成功していくなんて、まるで化学変化や突然変異のようだと、日本の産業界に注目し始めるのです。そして、日本を調べるうちに何より驚いたのが「人がお金のために働いていない!この国の人は"理念"のために働いているんだ」という部分です。それを探るために「景氣経営學」も熱心に研究したようですが、人は"理念"に向けて努力し始めるといきなり能力が開き、恐ろしいほどの発見や発明をすることに納得したみたいです。「もしドラ」のヒットもあってか、あらためてピーター・ドラッカー氏に傾倒する経営者も多いようですが、じつはドラッカー氏の思考のベースにあるのは、日本の経営学なんですね(*^^)v
国際社会での日本人の弱さはどこに起因するのか
そうした意味で、日本の経営者はグローバル社会の中でもっと堂々とビジネスをしていけるはずなんですが、それをジャマしているのが日本人特有の繊細な感覚だったりします。たとえば、日本人は「ディベート」に弱いですよね。アメリカなどは小学校からその授業があるようですから、もちろん訓練されていないという面もありますが、日本人には「自分の意見を否定されたら、自分の人格までもを否定されたと思う」ようなメンタリティがあって、そこが弱さの原因だったりするのです(――;)
『創心究和塾』でこの部分を学ぶのが岩崎義久先生に講師をお願いしている「国際」の授業ですが、ディベートでは「自分からもう一人の自分を出す」ような感覚を身につけない限り、勝てないみたいです。日本人にはこの感覚がないので、海外に行ってビジネスを始める前のコネづくりに半年かけたりしますよね。飲食を共にし、時にはちょっと悪いことも一緒にしたりして(笑)、「みんな仲間」にならないと安心してビジネスできないのが日本人です。その点、会った瞬間から商談を進めてくるのが欧米人。そのかわり交渉が決裂しても、笑顔で一緒に食事したりします。「意見」と「人格」は全く別のものだと思っているからこそ、ですよね。
以前にもお話したように、ビジネスにおける時間はお金と一緒ですから、特に新規事業をやるときなどは「3倍速」でやることが必須なのです。そう考えると、日本のビジネスパーソンは、一刻も早くディベート力を鍛えるべきでしょう。ちなみに岩崎先生を来月の東京勉強会のゲストにお招きしていますので、ぜひ楽しみに参加してください♪
国際社会で通用するビジネスパーソンになるために
国際社会で通用するビジネスパーソンになるために、もうひとつ意識して磨いてほしいのが「デザイン」に対する感性です。この部分を学ぶのが長谷川演先生に講師をお願いしている「感性」の授業なのですが、飽和したマーケットでは、デザインやブランド、エチケットといったものに秀でていない限り、消費者から見向きもされません。人は自分が気に入ったモノを「自分の領域」にまで連れていきますよね。自分とモノを同化させるというか・・・こういう感覚わかりますか?
先日、ドルチェ&ガッバーナという会社で講師をしたんですが、このブランドで働く人たちのモチベーションは何かと質問したら、なんと!その答えは「この空間にいる自分が好きだから」というものでした(@_@;) こういう会社を作れば、人は辞めませんよね(笑)。成熟した経済社会では、その位のレベルで愛されるモノを作る必要があるのです。「これを持っている自分が好き」というモノなら売れますし、「この空間にいる自分が好き」というお店は流行ります。 そうした意味合いから、ぜひ「デザインに対する感性」を磨いてほしいのですが、デザインセンスを上げるには、とにかく「いいものをたくさん見る」ことに尽きます。経営者はモノを作れなくても判定ができればいいわけですから、できるだけ早い機会に量を見て、判断する眼を養っておくことです。プロの世界でも、優秀なデザイナーは大量の"仕入れ"をしているものです。もちろん質も含めてですが、見ている作品の「量」が圧倒的に違います。日本の文化にはすばらしいものがたくさんありますから、みなさんにはもっと意識して「いいもの」に触れる時間を長くしてほしいと思っています。
この3つに加え、「脳科学」と「統率」の5つのアプローチから国際社会で通用する次世代の経営者やビジネスパーソンを育成するのが『創心究和塾』なのですが・・・この続きは映像や音声でお楽しみいただけます。『高収益トップ3%倶楽部』の会員になっていただくと、映像や音声で勉強会の内容を何度も繰り返し復習できますので、ぜひお役立てください(@^^)/~~~
参加者の感想
- 内容が濃く本当に楽しかったです。
- チャンス>リスク ある時期に変化する。これ聞きたかった話でした。今はチャンス優先です。
- 例えがわかりやすく、どの話もきちんと理解ができた。仕事は過酷でも楽しくてしていることができるのだなぁと思いました。
- いいものに触れることがいかに大事かわかりました。いいものに触れられるように、これからも情報提供をお願いします(いい文章を音読して書くことも含まれているのですね)。
- 大きく儲けないと楽しくないとおっしゃっていましたが、逆に以前事例でご紹介いただいたショーファーサービスさんなどは、領域を決めて事業を行っているとおっしゃっていたので「う~ん」となりました。
- 生の石原先生を見られたことが良かったです。
- 知識量、分析力に脱帽でした。自分の知識の低さ、狭さを再確認できました。
- さすが!アイデアがバンバン出てくる。質問しなかったこと後悔しています。
- いつもポッドキャストを拝聴していて「楽しそう」と感じていましたが、やはり楽しかったです。有難うございました。今年の目標を年始に立て、今回の勉強会でもう一度向き合いたいと思って参加しました。今はまとまりませんが、もう一度よく考えます。
- 次回楽しみにしています。大変勉強になりました!
- また明日からがんばれます。ありがとうございました。
- トップ3%倶楽部に入ろうかな。。。私は経営者じゃないので決断できないんですが、いろいろと取り入れたいことがありました。上司に信用してもらって、取り入れられるようになりたいです。
来月も、ぜひ楽しみにしていてくださいね!
今後の勉強会予定
今後の開催予定・お申込みページをご覧ください。
一般の方のご参加もお待ちしております。早く定員に達することもありますので、できる限りお早めにお申込みされることをおすすめします。











































